人生終わりよければすべてよし
人間には寿命がある、自分で選ぶハッピーエンド
と題された、大研究19ページの力作記事のひとつ。
結構大事なことが書かれていたのでメモしておこう。
今回の週刊現代は、「末期がん」からの生還とか「死」に関連した記事が多い。
人が死ぬと、死んでゆく人はまあ、死ぬ時に多少の苦しみがあっても、後は天国でのんびりできるかもしれないので、まあいい。
でも、残された家族はかなり困るケースがある。
それは、やはり経済的な問題だ。
有り余るほどの遺産に恵まれる遺族はいいとしても、一般の庶民にとっては、死者の貯金やら、生命保険やら、あげくは借金やら扱いをどうしたらいいか悩むケースもあり、こういう問題で、予期せぬ事態に遭遇したりするのでやはり、お金にまつわる問題は大変重要なのですね。
結構覚えておくと役に立つ記事のようです。
ピックアップすると、
人が死んだ時、預貯金についてトラブルになることが多いのが、「名義」の問題。
自分以外の妻子、孫などの名義で預金していても、それはそのまま死亡後、名義人の財産になるとは限らない。
通帳や遺産を自分で管理していた場合、名義が家族のものであっても、相続財産として扱われるかもしれない。
故人に多額の借金があった場合、相続放棄をすれば、相続人は借金を背負いこむ必要がなくなるが、相続放棄をできる期間は死後3カ月なので、この期間内に済ませなければならない。
債権者の方は、これを知っていて、死後すぐにではなく3カ月経ってから、故人の残した隠れ借金を請求するケースもある。注意。
生命保険の保険金は、故人が死んで自動的に支払われるわけではなく、受け取り人が請求をする必要がある。
保険証券も保険名称もなくても請求できるが、保険会社と証券番号は知っておく必要がある。
「がん保険」などでも、がん以外で死亡した場合でも保険金が支払われるものが多い。
知らないで、請求しないでおくと大損する。
とにかく保険の場合、保険内容というよりも、証券番号が重要なようです。
是、教えておきましょう。
また、海外の銀行に資産を預けている人は、海外の金融機関の解約、預金引き出しはかなり大変なので注意が必要。
交渉は現地語で行われ、当事者でなければ応じてもらえないケースもある。
ともかく、受け取る権利を持った当人であることを証明しなければならない。
弁護士に頼む必要が生じる可能性もある。
まあ、もうじき自分が死ぬと分かっている人は、いろいろ、整理して、記録しておいた方がいいですね。
近頃はエンディングノート言うものが売られていて、金融機関の口座番号とか、ネットのパスワード、暗証番号、通帳印鑑、各種重要書類の保管場所にいたるまで、きちんと記載しておけるノートが売られているので、万一の時に備えて記録しておくと安心のようだ。
最後に、死んだ人の遺品って、財産とか立派なものばかりではなくて、やはり、かなり恥ずかしいものもあるので、忘れずに処分しておく必要がある。
たとえば、エロ雑誌、性的DVD、パソコンのハードディスクにためられたエッチな画像。ブックマーク、携帯電話の中の浮気相手のアドレスや番号。メールの記録。
中には、ブルマとか、パンティとか、変な性的趣味があったことを遺族に暴露してしまうようなものが見つかることがあるそうです。
生きてる時は、多少の欲望は、生きる糧として、
人間死ぬ時は清らかに行きたいもんです。
パソコンで無修正画像を大量にダウンロードしてたりしたのが、家族バレたら、かなりお恥ずかしいかも。