2009年02月の記事 | zozoの雑誌週刊誌拾い読み日記

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新型インフルエンザ「日本だけパンデミック対策なし」の恐怖 週刊ポスト

従来のインフルエンザと比べものにならないほど爆発的な感染力を高い致死率を持つ「新型インフルエンザ」発生の可能性が現実味を帯びてきた。中国では、毒性の高いウィルスに感染した事例が今年に入って複数確認されており、そのパンデミック(感染爆発)の懸念は日増しに高まっている。世界各国が日進月歩で対策を進めている中で、日本では・・・・。

新型インフルエンザはすっかり有名になってしまったが、週刊ポストの記事によれば、日本は諸外国に比べて、対応がひどく遅れているようだ。

新型インフルエンザとは鳥インフルエンザの進化型インフルエンザのことで、野鳥同士で感染するH5N1型インフルエンザが、いずれ鳥から人タイプに変異し、やがて人から人タイプのインフルエンザに突然変異した場合の危険についていってるのだが、それはもはや可能性の域を超えて、専門家の間では確実とみなされているようだ。

鳥から人タイプに変異したケースは既にかなりの数にのぼる。
世界では、399例あり、そのうち252人が死亡。
致死率60%だそうだ。たかがインフルエンザと侮るなかれ。
新型インフルエンザが一たび発生すると、発生した時点で免疫抗体を持ってる人は一人もいないので、感染は爆発的に広がってしまうのは絶対確実なのだ。
突然変異の可能性がほぼ100%のインフルエンザ、しかも感染爆発の可能性ほぼ100%
に対して厚生省が大した対処もしていなかったら、これは問題だ!

アメリカでは現在新型インフルエンザ対策は、大統領直轄の国家安全保障会議が担当するようになり、テロと並んで国家最大の課題になっているという。
新型インフルエンザには、新たに製造される「プレパンデミックワクチン」やタミフルなどがあるが、アメリカでは既に所在国の異なる大手ワクチンメーカーと契約を取り交わしていると言う。
世界的な緊急事態になると、どの国も自国優先でワクチンが手に入らなくなるためだそうだ。スイスではすでに全国民分とさらに観光客分を確保している。
イギリスでは、約400億円の予算枠をとって、パンデミック発生から3か月で人口分のワクチンを製造する体制が整っていると言う。

一方わが日本はというと、プレパンデミック2000万人分、タミフルなどを2900万人分備蓄だそうだ。
厚生省のお見立てでは、日本の場合、マックスで死者64万人と推定しているらしい。

これは、あまりにも少なすぎるお見立てのような気がする。
首都圏でパンデミックになったら、おそらく大混乱が予想される。
アメリカなどは、政府が100億の研究資金を拠出して、既にシュミレーションを行い混乱時の対策を十分練っているようだが、日本の場合、研究費ゼロだそうだ。

日本でパンデミックが起こったら、自宅籠城して死を待つよりなさそうだ。




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