2008年09月の記事 | zozoの雑誌週刊誌拾い読み日記

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貧困ビジネスで稼ぐ連中 VOICE記事

格差と言ってもいろいろあるけれど、ここで問題とされているのは、派遣社員などの非正規雇用の問題である。
正社員と言えば、ほとんど雇用期限と言うものもなくボーナスなどの恩恵も受け、定年まで無事勤め上げれば退職金、及び厚生年金を受け取ることができる、実に安全で安定した雇用環境にいる人たちのことだ。
一方、非正規雇用とは、正社員以外の雇用労働者、フリーター、パート、日雇い労働者、派遣のことを言う。
非正規雇用にはボーナスも退職金もなく、年金は自腹を切って払った国民年金のみ。
この正規雇用と非正規雇用の格差を取り上げた、VOICEの記事は、なかなか問題のポイントのつかみ方が鋭く、大変わかりやすい。

この格差問題のはじめは1991年頃からだそうで、若い新卒採用者の数を減らし、入口を閉めて、既成社員たちの立場の温存を図り、足りない若い労働力を非正規雇用でおぎなうような、(残酷な)ダブルスタンダードシステムが、じょじょに出来上がったのだそうだ。
一方には高度成長期時代に作られた手厚い保護。もう一方は彼らを支えるために使い捨ての労働力にされる。たとえば、トヨタ自動車などは現在2300名の派遣社員の首切りを続行中であるが、正社員は誰一人首も切られず、賃金の引き下げすらも行われない。

記事の筆者の結論は
対策の方向性は明らかだ。ダブルスタンダードを解消し、痛みを正社員と非正規雇用労働者のあいだで適正に分配するしかない。それには、賃下げや降格、解雇も含めた正社員の雇用規制を大幅に見直し、人材流動化を推し進める労働ビッグバン以外にはありえない。

大変ごもっともなご意見だと思う。でも、現在の日本のダブルスタンダードは別に社員雇用の問題ばかりにあるわけじゃない。たとえば、農業などの第一次産業とのダブルスタンダード。
地方と都会のダブルスタンダード、中小企業と大企業のダブルスタンダード。
周囲を見渡せば、一方の犠牲によって、一方が成り立つようなダブルスタンダードだらけじゃないか。おそらく、雇用問題のダブルスタンダードが解消されたからと言って、さらに別のダブルスタンダードを生み出していくだけだろう。
格差問題はもっと広い観点にたって、社会構造と人間と人間の正しい関わり方をみるのでなければ、解決はしないだろう。

いま「小金持ち」ではなく「貧困層」がブラックマーケットのターゲットとなっています。経済的に困窮している状況や、法知識の無さにつけ込み、甘い言葉で貧困層からさらにお金を搾り取っているのです。生活保護受給者はもちろん、低所得サラリーマンも狙いうちされている「貧困ビジネス」の実態をルポする一冊です。


貧乏人を喰う奴らを暴く! (宝島SUGOI文庫)










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「夢・星野スポーツ塾」破産 星野仙一の責任 週刊文春9/25

星野仙一さんというと、北京オリンピック野球日本代表の監督として、大いに日本の野球ファンを失望させたお方だが、星野氏の名を冠したスポーツ塾の運営会社ソムニトピア・ジャパンが経営難で破産状態になったという記事。

星野スポーツ塾というと大林素子の「バレーボール教室」とかテニス有名選手佐藤直子の「親子ふれあいテニス教室」とかマスコミの話題になるような企画で人気を集めていたが、、なぜ運営会社が破産状態になってしまったのか・・・
記事によれば、星野氏のビジネスパートナーであるソムニ社長横尾寿浩元社長に原因があったらしい。
横尾氏は、ソムニ設立以前に勤務していた日本システム技術社の事業部長時代12億円にも上る架空売り上げ計上事件で日本システム社から刑事告発を受けたということのようだ。
結局横尾社長は懲役1年半執行猶予3年の有罪判決を受け撤退、その後星野仙一氏も取締役に就任したが、「一億つぎ込んで、3千万しか戻らない」スポーツ塾事業から完全に手を引いた模様。
でも、スポーツ塾は現在でも細々と続けられているようで、9月28日には京セラドーム大阪で少年野球大会の決勝戦が予定されている。
(決勝戦中止などというみっともないことだけはやめてほしいと念願する。)

星野さん、野球のアジア予選以後は人生下り坂ですね。WBC監督はやめておいていただいた方が無難と思います。なんせ運気低迷状態の人がリーダーシップをとったのではチームも当然運気低迷いたします。またまた日本は屈辱を味わうことになるでしょう。

★文春には「阿川佐和子のこの人に会いたい」という連載記事がありますね。
阿川さんて基本的に対談形式とか人と会って話をするってのが実に性に合ってらっしゃるお方なんでしょうね。
私生活においてはお見合い経験30回以上のお方らしいです。

聞く力―心をひらく35のヒント (文春新書

頑固オヤジから普通の小学生まで、つい本音を語ってしまうのはなぜか。インタビューが苦手だったアガワが、1000人ちかい出会い、30回以上のお見合いで掴んだコミュニケーション術を初めて披露する―。
聞く力―心をひらく35のヒント (文春新書)


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イメトレ博士の勝利の極意 週刊ポスト9/12

女子ソフトボールは念願の金メダルを獲得して、日本国民に感動を与えてくれたが、金メダルが決まった瞬間、マウンドにいる上野投手のもとに全員が集まり、みんなで天に向かって人さし指を突き上げるポーズをとった。
実はこのポーズに勝利の秘密が隠されていた。

その秘密は女子ソフトボールチームのイメージトレーニングの成果だそうである。
日本女子ソフトボールチームにイメトレの指導をしたのは、能力開発指導を行っているサンリと言う会社の会長西田文朗氏。イメトレ博士の異名を持っている。

私が選手たちに指示したのは、統一された目標と目的を持つことです。金メダルを獲るといのは「目標」。重要なのは何のために金メダルを獲るのかという「目的」です。選手たちはそれを「ソフトボールをやっている子供たちに夢を与えること」に決めたのです。

そして、定めた目的を潜在意識に植え付けるために考えたのがあの親指を突き上げるポーズだったのだそうである。

(成功に潜在意識ですか、これはよいことを聞きました。)

西田氏の指導を受けたのはスポーツ界ばかりではない。伊藤忠やJPモルガンなどの大企業の社員教育にも西田氏のイメトレメソッドが取り入れられているそうだ。
重要なのは「プラス思考」でプラス思考が目標に集中的に高まった状態、「ZONE」と呼ばれる感覚の状態が大切なのだと言われる。集中の助けになるのは周りに感謝することで、普段から周囲に感謝する生活をすることが成功の重要な要素なのだそうである。
たとえば、ビジネスマンの場合

お客「ありがたい存在」
取引先「信頼してくれる」
上司「助言をしてくれる」
部下「慕ってくれる」
家族「自分を思ってくれる」
友人「親身になってくれる」

と紙に書き、いろんなところに貼って脳にインプットすればプラス思考で行動できるようになるそうだ。
(全てに感謝ですか、ここが一番むずかしい)

たとえば、教育なんかにもこういうの応用できそうな気がしますね。
受験なども感謝で乗り切っていくように指導すれば、いい成果が期待できそうな気が・・・・
子供が受験期なのでそんなことを考えた次第で。

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