週間ポストの最新医学情報という記事。
肺がんなどの検診というと、昔ながらのレントゲン検診とか痰の検査が普通の健康診断では行われるが、レントゲンなどで発見された場合、通常2〜3cm大になっている場合が多い。肺がんなどは1cmを超えない早期発見が重要な鍵となるので、レントゲン検診で発見されても既に手遅れのケースが多い。
もっと進んだ検診にヘリカルCTという10ミリ程度に輪切りにスキャンして画像に映し出す方法があるのだが、画像が20枚程度で性能もそれ程ではなかったのだが、最新の3D立体画像CTという画像診断を使うと0.5m幅で500枚〜600枚の立体画像診断が可能になるそうだ。診断と治療が大幅に効率アップされるという。
実際、この診断で命拾いした人も結構あるそうだ。
このマルチスライドCTは心臓や脳の血管狭窄の病気の診断にもかなり効果的で、血管の詰まり具合が一目瞭然にわかるそうだ。
禁煙を志して、なかなか効果が上がらないので、こういう検査やってもらおうかな・・・。
でも、かなりの大病院でないとこの機械おいてないようだ。
検査費用は保険が適用されたケースで、4000円〜5000円
人間ドックで受診する場合、15000円〜20000円 とのこと。
現在、この3D映像の5倍の機能を持った4D診察マシーンが実用段階になってるらしい。
東芝メディカルシステムズ開発の「アクイリオンワン」と命名されている。
従来の3D映像マシーンが64列映像で、「アクイリオンワン」は320列映像だからこれは凄そうだ。
でも、日本では、現在2台しかないそうです。
(愛知県保健衛生大学が所有しているとか)
内容(「BOOK」データベースより)
早期発見治療で100%完治する。40歳を過ぎたら必ず検診。検査診断は5分で痛くない―大腸内視鏡治療の世界的名医が宣言。